小児科専攻医プログラム連携施設
市立札幌病院
メンバー
<小児科>
佐野 仁美 | 部長 | 日本小児科学会専門医・指導医 日本内分泌学会専門医 日本糖尿病学会専門医・指導医 こどものこころ相談医 |
畠山 欣也 | 副部長 | 日本小児科学会専門医・指導医 日本小児循環器学会専門医 |
伊藤 智城 | 医長 | 日本小児科学会専門医 日本小児神経学会専門医 日本てんかん学会専門医 |
山崎 健史 | 医長 | 日本小児科学会専門医・指導医 日本小児腎臓学会専門医 米国心臓協会PALSインストラクター |
工藤 絵理子 | 副医長 | 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会専門医 |
藤田 大輝 | 専攻医 | |
小野 翼 | 専攻医 | |
川村 信明 | 嘱託医 | 日本小児科学会専門医 日本アレルギー学会専門医・指導医 |
<救命救急センター>
提嶋 久子 | 部長 | 日本小児科学会専門医 日本救急医学会専門医 麻酔科標榜医 |
<新生児内科>
塩野 展子 | 部長 | 日本小児科学会専門医・指導医 日本周産期新生児学会専門医・指導医 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター 胎児心エコー認証医 |
内田 雅也 | 副部長 | |
里見 達郎 | 医長 | |
越田 慎一 | 副医長 | 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター |
清水 康弘 | 一般職 | |
川口 祐嗣 | 専攻医(手稲渓仁会病院) | |
奥川 七海 |
専攻医 |
部長より
当院小児科は二次救急対応など急性期疾患にも力を入れていると同時に、多くの慢性疾患患者を診療しています。糖尿病内分泌・神経・心臓・腎臓・アレルギーの各専門外来を設けており、それぞれ常勤医が担当しています。若い先生たちを含めて、日頃から皆で議論しアイデアを出し合って診療するようにしています。年齢や経歴に関係なく、互いを尊重して協力しあう姿勢を大事にしています。当院には各科が揃っており横断的な診療もしやすい環境です。二次救急疾患だけでなく、じっくりとひとつの症例に向き合うような診療も経験できると思います。若い先生方の力を信じています。一緒に、こどもたちの笑顔を守っていきましょう。
小児科部長 佐野 仁美
市立札幌病院のNICUは道央圏で唯一の総合周産期母子医療センターとして認定され、院内のハイリスク分娩への対応だけではなく、札幌市内および市外近郊地域で生まれた病的新生児の受け入れを、24時間体制で行い新生児医療を支えています。NICUに在籍する常勤医は5人で、初期研修医、専攻医ともに、随時研修が可能です。
当院の特徴は、1000g未満で生まれる超低出生体重児の数が多いことで、その中には品胎などの多胎も多く含まれます。また、総合病院ということもあって、内科的、精神科的合併症をもった妊婦さんに関わることが多いのも特徴の1つです。
入院中は、関連各科の医師、看護師、臨床心理士、必要時にはリハビリ科などの多職種がかかわって、赤ちゃんとそのご家族を見守ります。若い先生方にも、ぜひこのチームの一員に加わっていただき、研修期間中に質の高い新生児医療を経験してほしいと思います。
ぜひ一緒に働きましょう。
新生児内科部長 塩野 展子
専攻医・後期研修医より
医師5年目になりました。これまでの地方勤務病院では一番下っ端だったので気楽でしたが、この4月から初めて先輩となり身が引き締まる思いで日々勤務しております。札幌は子どもが多いせいか、予想以上に入院が多く、疾患のバラエティーも豊富で思ったよりも忙しい日々を送っています。ですが当院は内分泌・循環器・神経・腎臓・アレルギーと各専門の先生方がおり、相談しやすい雰囲気もあって楽しく働かせてもらっています。これほど専門の先生がそろっている病院は他にそう多くはないのではないでしょうか。引き続き頑張ります。
小児科専攻医 藤田 大輝
小児科専攻医2年目の小野 翼と申します。私は初期研修2年間を当院で行い、小児科の先生方の姿を見て小児科に入局しました。専攻医1年目を釧路赤十字病院で行い、今年度再び当院に戻ってくることが出来ました。
当院では、小児科と新生児内科がそれぞれ独立しており、私は今年度、小児科の方で1年間勉強させて頂いております。簡単ですが、当院小児科の魅力をご紹介出来ればと思います。
当院では、札幌市の中核病院として、救急車や他院からの紹介を積極的に受け入れており、患者さんの重症度も様々ですが、症例に事欠くことなく、沢山の経験を積むことが出来ます。また、当院最大の強みと言えるのが、内分泌・糖尿病、循環器、神経、腎臓、アレルギーなど、各分野を専門とする上級医の先生方の存在です。これだけの専門医がそろっている病院は道内の小児科では珍しく、感染症はもとより、専門的な精査加療が必要な患者さんを幅広く受け入れることが可能となっています。専攻医としても、常に専門医の意見を伺える環境にいるのは安心感があり、贅沢な環境と思っています。
専攻医の業務は主に入院患者さんの診療ですが、他の業務として予防接種外来と、発熱外来や予約外の診療を担当し、急性疾患を中心に診療しています。勤務開始し、まだ2ヶ月ですが、RSV、胃腸炎などの感染症、喘息などの呼吸器疾患、川崎病、急性脳症、DKAなど、数多くの疾患を経験させていただいています。
困った時に相談できる環境も整っており、毎朝の朝カンファレンスや毎週火曜のDrカンファレンスなどで多くのアドバイスを頂きながら、日々新しい課題と向き合っております。
ここまで安心感を持って経験を積むことが出来る病院は他にありません!これを読んでいる皆さんが北大の専攻医プログラムに入った暁には、是非とも当院での研修をご検討ください!
小児科専攻医 小野 翼
専攻医1年目の奥川と申します。今年の4月から市立札幌病院の新生児内科で勤務を開始させていただいております。
当院は新生児内科と小児科は独立しており、それぞれ集中して研修ができることに魅力を感じ、研修先として希望しました。勤務を開始してからは上級医の先生方のサポートのもと、新生児の初期対応や全身管理を勉強させていただいております。当院の分娩の立ち合いだけでなく、新生児搬送の受け入れも多く、毎日たくさんのことを経験できています。育児練習や社会的問題がある方の支援について、コメディカルの方からも学ぶことがたくさんあります。
まだまだ未熟者で迷惑をかけてばかりですが、周りの先生方はどんな時も親身に相談に乗っていただき、本当に充実した指導体制があると感じております。ぜひ研修先としてご一考ください。
新生児内科専攻医 奥川 七海