中村雄一先生の論文がPediatric Researchに掲載され、北大からプレスリリースされました!
新生児班(現釧路赤十字病院)中村雄一先生の論文がPediatric Researchに掲載されました。
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Prenatal metal concentrations and physical abnormalities in the Japan Environment and Childrenʼs Study
Yuichi Nakamura, Sumitaka Kobayashi, Kazutoshi Cho, Sachiko Itoh, Chihiro Miyashita, Takeshi Yamaguchi, Hiroyoshi Iwata, Naomi Tamura, Yasuaki Saijo, Yoshiya Ito, Yoshitaka Seto, Ryota Honjo, Akiko Ando, Yuta Furuse, Atsushi Manabe, Reiko Kishi, The Japan Environment and Childrenʼs Study (JECS) Group
Scientific Reports (2023 Oct 19; Online ahead of print.)
PMID: 37857850
DOI: 10.1038/s41390-023-02851-4
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筆頭著者からの一言:北海道大学小児科新生児班では、環境省が実施している子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の一部に携わり、調査データの研究解析を行っております。今回、エコチル調査に参加した89,887人の妊婦について、母体血中に含まれるカドミウム・鉛・水銀・セレン・マンガン濃度と分娩時または生後1か月の子どもの形態異常について解析を行いました。その結果、母体血中のマンガン濃度と形態異常との関連が認められました。このことは化学物質と健康に関する教育と認識を高めることの重要性を示していると考えています。
中村雄一先生おめでとうございます!